背筋を伸ばそう・Straighten Up

「背 筋を伸ばそう」は楽しみながら、気分よく美しくなれる 3 分間 の背骨の健康プログラムです。

動画は英語です。


肩こり・首こり

首・肩

肩こりは、いろいろな原因で起こります。

一番多いのは、生活の習慣から来る姿勢の不良ではないでしょう。

 

肩こりになりやすい人は、立っている姿勢や座っている姿勢で、頭の重心が前か後に偏っている人が多いと思います。

 

前に偏れば、首や肩の後ろの筋肉は常にのばされた状態になり、筋肉が疲労して張ってきます。  

 

次第に猫背になっていき、肋骨に押されて肩甲骨が背中で自由に動けなくなってきます。

腕を自由に動かすには肩甲骨が背中で自由に動くことが必要です。

 

逆に言えば肩甲骨がよく動く人は肩こりになりません。後ろに偏った場合、

今度は首の自然な前方へのカーブが失われ、背中も猫背とは反対の平背になり、首の付け根が張っています。

 

一見して良い姿勢に見えますが、軍隊姿勢といってこれもあまりよくありません。

これは呼吸の運動と関係してきます。

 

深呼吸をするとよくわかりますが、息を吸うときに胸を張って体を反らせ、

吐くときは、自然に身体は前にかがんだようになります。

 

身体が平背でそり気味の人は、息を吸ってもはけないような状態になり、

背中の骨の一番上にある、肋骨の付け根が痛んできます。背骨は呼吸によって伸縮運動をしています。

 

その運動が制限、または停止すると肩こりだけではなく、身体のあらゆる部分に問題が起こります。

 

肩こりの予防法は、姿勢を良くすること。アゴを引きすぎないこと。(首の前にしわが寄らない程度にアゴをあげる)

 

逆にそりすぎないこと。後はストレッチで筋肉をほぐしてよく動かすことです。

同じ姿勢で長時間動かさずにいると、だんだん筋肉は固くなります。

 

仕事の合間には肩(肩甲骨)をよく動かして、筋肉をリラックスさせましょう。

 

骨盤の状態で、肩こりが慢性化している場合も少なくありません。

 

肩の運動や治療をしても良くならないときは、当院での骨盤調整をお勧めします。

 

手首や肘の異常で肩こりが続くこともあります。

手首の付け根、手の甲の異常や、肘関節の異常も肩こりの原因になります。

 

パソコンのキータイピングや、マウス操作、同じ動作を繰り返す事で腕がこわばり肩首のコリにつながります。

 

他にもいろいろな原因がありますので肩、首のこりでお困りの方は永井カイロプラクティックにご相談ください。


手の痛み・しびれ

両手のしびれは要注意。

 

手のしびれは神経の圧迫で起こるものと、血管の圧迫で起こるものがあります。

 

首を前後左右に向けて、アゴを上げたり下げたりしてみてください。しびれが変化すれば頸部の問題です。

 

首の関節が異常を起こして、神経の出口で圧迫制限をかけています。

場合によっては椎間板ヘルニアを起こしていたり、脊椎の中で骨棘(骨の変形)ができて、直接脊髄に干渉してしびれることもあります。

 

一般的に片方の手のしびれは、背骨から外の末梢神経の問題ですが、両手がしびれるのは、脊髄圧迫の可能性があります。

 

両方の手のしびれは、整形外科でCTやMRIなどの画像診断をお勧めします。

 

血管の異常で起こる場合、多くは手の位置によって痛みが変化していきます。

 

ある位置に手を持っていくと、しびれが悪化したり、無くなったりする場合は、血管を圧迫している可能性があります。

 

肩の関節は、首、肋骨、鎖骨、上腕骨に複雑に筋肉が交差し、

その間に神経や血管が通っているので、頚肩腕症候群といわれる症状を起こしやすいのです。

 

直接肘関節や、手首の関節の異常でも手のしびれは起こります。


腰痛

腰

 

腰痛にはいろいろな原因が考えられます。

構造的な問題(体の歪みなど)、器質的な問題(骨折や変形性)、精神的なストレスです。

 

その中でカイロプラクティックでは構造的腰痛が適応になります。

 

特定の姿勢で痛みが悪化したり、軽くなったりするのはこのパターンです。

 

構造的腰痛の原因は主に骨盤にある仙腸関節障害、股関節障害、椎間板ヘルニアです。

 

腰椎の関節が自由に動ける状態なら、ふつう腰痛は起こりません。


筋肉の緊張によって腰椎の位置が変位して、自由に動けなくなって痛みが起こります。


骨盤の仙腸関節や股関節を正しい位置に調整し、筋肉の緊張がなくなると軽い痛みは消えていきます。

 

頚椎や胸椎のズレや、肩関節のアンバランスでも腰椎の位置は変位し、痛みが慢性化していることもあります。


その場合は、関連する部位の調整が必要になります。

 

最近ではストレスにより腰痛が慢性化する事がわかっています。

再発を繰り返し腰痛で悩んでいた学生が、進路が決まると痛みが消失した例があります。

ストレスを減らすことは痛みの軽減につながります。

 

 安静にしていても痛みが続く、痛みがどんどん強くなっていく場合は整形外科を受診して下さい。


ぎっくり腰

ぎっくり腰の原因はいろいろあります。

 

重いものを持ってなるとは限りません。


一番多い原因は骨盤の傷害(仙腸関節障害)による腸腰筋、大腰筋の過緊張です。


骨盤の不安定性は、しばしば腰痛の原因になります。


同じ姿勢で長時間過ごしたり、前かがみやねじった姿勢が続くと骨盤の不安定を引き起こします。
いろいろな原因で骨盤が不安定になると、腰の筋肉や太股の筋肉を、強く緊張させて安定させようとします。


腰の筋肉が緊張しても、骨盤の安定は得られない為にどんどん緊張が増えていき、ある時筋肉が耐えられなくなって、硬直して動かなくなり、強烈な痛みが来ます。


この痛みの特徴は前にかがんだり、ある方向に身体を動かすことができなくなります。


この場合、痛みの部位を温めたり牽引すれば悪化します。


骨盤の不安定性を取りのぞき、正しい方向への圧迫が必要です。


当院では、SOT(仙骨・後頭骨テクニック)で大きな効果をあげています。

 

高齢者の場合、圧迫骨折の可能性があります。一人で歩けないときは整形外科を受診して下さい。


椎間板ヘルニア

長期間、姿勢の傾きによって腰のバランスが崩れると、椎間板などの軟部組織が変形していきます。

 

椎間板は英語でディスクといわれるように円盤状です。正しい位置に重心があれば椎間板は変形しません。

 

前かがみの姿勢が長く、椎間板に圧迫を繰り返すと椎間板内部が後方に飛び出して、ヘルニアを起こす場合があります。

 

ヘルニアの場合は通常足の指先から徐々にしびれを感じます。

 

腰椎や椎間板の重心を変えなければ、飛び出しているヘルニアを手術して取り除いても再発してしまいます。

 

お辞儀をするとしびれが増す場合は、ヘルニアの疑いが強いです。

 

当院では、骨盤や腰椎、頚椎を調整して椎間板にかかる重心を変えていきます。

  

一人で歩行が困難なとき、両下肢がしびれたり、感覚のマヒ(サドル型麻痺)、便失禁、高熱を伴う場合は、整形外科を受診して下さい。

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